趣味と言えますかかどうか蕎麦打ちを始めて３年になります。
朝日カルチャアーセンターに月２回半年通い基礎を勉強しました。
初めは蕎麦が繋がらなくて、スプーンで掬って食べる有様で
家族の皆から笑われて居りましたがやっとこの頃はどうにか蕎麦の格好になってきました。

たかが蕎麦打ちと云えども、一つのコトを極めるということは
大変な事だと実感しているこの頃です。

蕎麦粉の吟味　四季の気温と湿度　捏ね具合　水の質と量
蕎麦の太さ細さ　茹でる時勘　氷で絞める度合い
出汁の濃淡　人によって異なる甘い辛いの感覚
考え出したら終りがありません。

後何年生きるか分かりませんが、たとへ少しでも名人に近づける
ように頑張りたいと思います。

　　ホープ　様
　
殿方の蕎麦への拘りに脱帽いたします。私の亡父も夫も蕎麦好きで〈食べる専門ですが〉私も通算65年ほど共に食べて参りました。蕎麦の美味さは多くの条件を満たして決まるものとは思うのですが、6年前、北海道・門別の海沿いの店で食べた蕎麦は忘れられません。濃いめの汁に、細めの牛蒡の様な蕎麦を見た時は、失望しました、が、一口食べて驚きました、美味しいのです！それ以後、詰まる所、蕎麦の美味さは【粉】に在る！のかな？と、思っております。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キタキツネ