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ゲスト
投稿日時: 2010-10-31 16:15
介護の工夫と用品 はじめに
私は在宅で要介護5の夫の介護をしています。

夫は重いパーキンソン病で、自分の意志では指1本動かすことも
出来ません。

嚥下障害があり、胃ろうをしています。また、導尿袋も付けています。

介護を、本人にも介護者にも、少しでも快適にするために、ささ
やかではありますが、様々な工夫をしています。

わずかでも、介護をされる方の参考になればと、メロウライフ館
でご紹介します。いろんな方と、介護の情報交換ができることも
期待しています。

良い工夫や役立つ介護用品があれば、ぜひご紹介下さい。

みんなで、このツリーを充実させていきませんか!
夏子

追記:当メロウ倶楽部会員専用の部屋「生と老」で、「介護右往
左往」と題して、介護記を連載しています。興味がおありでした
ら、どうぞ!
ゲスト
投稿日時: 2010-11-2 0:18
リヒカ
リヒカとは、術後の病人などの身体に布団の重みが直接に掛からないようにした道具です。

両足親指に圧迫による床ずれを発した夫のために、手作りの小型リヒカを作りました。

100円ショップで求めた園芸用品、アーチ型プラスチックと鉢底敷きネットを組み合わせて、締めて200円。タコ糸で綴じつけた物です。

サイズは、およそ幅45センチ高さ28センチ。これを、両足の上にかぶせた上に布団をかけますと、ちょうどよいリヒカとなりました。

ゲスト
投稿日時: 2010-11-10 21:39
介護用品 紙(乾)
在宅介護に紙類は欠かせません。

我が家で毎日利用している紙類のうち、乾いているものは、写真のようなものです。

1 ティッシュ
2 ティッシュ 半分に切ったもの
3 キッチンペーパー(箱入り)
4 チラシ利用のゴミ箱
5 ペットシーツ L
6 ペットシーツ M

2の半切りティッシュは、ほんのちょっとしか必要でない時に1枚使うのは勿体無い。半分で十分です。

3の箱入りキッチンペーパーは、スグレモノです。介護中は片手がふさがっている、もしくは片手が汚れていることがほとんどです。そんな時、片手で取り出せるキッチンペーパーには大助かりです。

普通のティッシュペーパーは、水に弱く、すぐに破れ、切れ端が病人の身体に残ることがままあります。その点、キッチンペーパーは丈夫で水分もしっかり取ってくれます。

値段はティッシュより少々高めですが、それ以上の価値はあります。

4のチラシを折って作った使い捨てゴミ箱の便利さは、介護でなくても重宝することは皆さんご存知でしょう。

5・6のペットシーツも、我が家では欠かせません。L寸のは、病人の腰の辺りに敷いて、防水シーツの代用とします。但し、夫は動かないのでL寸で十分ですが、動く人には防水シーツ代わりは無理かも。

M寸のは、オムツの交換、床ずれの手当等、水を使う作業時に敷いて、ベッドやパジャマなどを濡らしたり汚したりするのを防ぐのに使います。

ペット用品は売り出しが多く安いのが何より。使い捨てにしても惜しくありません。ペット用と言っても、かよわい生き物用。人間が使っても心配ないでしょう。オムツ代わりにするわけではないので(^^ゞ

ペットシーツは、普通の紙より水分を素早く大量に吸うので、水をこぼしたり、排尿の失敗などにも役に立ちます。片面が防水になっているので、作業中に手が汚れにくいです。

その他、新聞紙も介護には非常にお役立ちですね。

ゲスト
投稿日時: 2010-12-10 22:40
介護用品 紙(湿)
我が家で毎日利用している介護用品の紙類の続きです。
前回はドライ編でしたが、今回はウエット編です。

1 メイク落とし
2 歯磨きティッシュ
3 お尻拭き
4 濡れティッシュ
5 消毒用アルコール綿
6 清浄綿

1は、ごく一般的な化粧落とし用の濡れティッシュ状のもの。病気のために、顔が脂ぎっている夫の、簡易顔拭きとして利用。気軽に洗顔できない病人には、さっぱりとしてどなたにも役に立ちます。

2は、紙の歯磨き。やはり濡れティッシュ状。寝たきりの病人は、気軽に歯磨きもできません。それなのに、痰の量が増えて、口中や唇が汚れがちです。乾燥もします。ちょっとした汚れは、これを指に巻いて病人の口や唇をぬぐいます。1枚では勿体無いので、私は、大抵ハサミで半分に切って使いますが(^^ゞ

3は、お尻拭き。これまた、濡れティッシュ状です。私はもっぱら赤ちゃん用のお尻拭きを利用します。需要が多いせいか、大人用より断然安価です(^^ゞ 赤ちゃん用だから、肌にも優しいに違いないと思っています。

4は、そのものズバリ濡れティッシュ。これは、病人用というより、介護者用として主に利用。介護の作業後に、一々手を洗うのは面倒でもありますので、例えば吸痰したあとなど、ちょっとした汚れなら、これだけでも済みます。介護者は、手洗いの回数が多くて手が荒れるのです。

5は、消毒用のアルコール綿。個包装のこれを、訪看さんは勧められますが、大抵は、主治医から貰ったものを使います。個包装のは、全額自己負担で薬局で買うので高くつくのです(^^ゞ アルコールも手を荒らしますが、消毒は省略できないことが多いです。

6は、清浄綿。売り出しで買い置きしています。刺激に弱い、例えば目ヤニを拭いたりする時に使います。余談ですが、清浄綿をトイレに常備して、用便後に毎回、肛門を拭いて清潔にするだけでも、痔がよくなることがあります。経験者の話です。






ゲスト
投稿日時: 2010-12-15 23:24
介護用品 床ずれ用パッドなど

床ずれ用のパッドや薬品などです。

1) 左の生理用ナプキン1個から、現在は3枚のパッドを作っている。傷の
大きさに合わせて、1個を半分に切ったり、もっと小さく4枚にしたりする
が、3枚に切るのが一番利用しやすい。

2) パンティーライナーは、1より薄いので、クッション性を持たせるために
2枚を貼り合わせて1枚のパッドを作る。これは、傷の程度は軽度だが、範囲
が長い部分に使う。夫の場合は、背骨とかふくらはぎに使う。

3) 流し用の三角形生ゴミカゴに被せる穴あきポリ袋。これを適当に切って、
パッドの表面(傷に当たる側)を被って1と2のパッドを作る。パッドの
吸収性が良すぎると塗っ軟膏をみな吸い取ってしまう。と言って、穴がない
ラップ状の物だと、吸収性がなく、傷や皮膚が蒸れて、床ずれが悪化して
しまう。

4) 参考までに、皮膚科から出されているドレッシング剤。パッドを使う
程ではない、比較的軽い床ずれに使われる。商品名は左がデュオアクティブ、
右がティエールと言う。デュオアクティブには、厚いのと薄いのがあり、
皮膚状態に応じて使い分けされている。これもスグレモノだが、高価なもの。

5) 夫に出されている床ずれの中心的薬剤。傷ついた皮膚を復活させる働き
があるそうだ。1と2のパッドにたっぷり目に塗って使う。ちょっとした切り
傷などにもよく効くとのことで、たまに私も拝借利用(^^ゞ



ゲスト
投稿日時: 2011-3-23 23:58
解熱用品
病人はよく熱を出します。

高熱(38度以上)になると、座薬を
挿入しますが、クーリングだけで
下がることも多いです。


1)氷枕 ゴム製 最近のは、内部に突起があって
  使用後、干すときにゴムがくっつかない工夫が
  してあります。

2)おデコに貼るもの。昔ながらのタオルで冷やすのと
  違って、おデコから離れないのが良し。袋から出し、
  フィルムをはがすだけで使用できるのが便利。
 
  商品名は写真のは「デコデコクール」。一般的には
  「ひえぴた」が通じやすい。

3)「アイスノン」冷凍室で冷やしておくと、いつでも
  使用可。これも各社から出ていて、名称いろいろ。

  有名メーカー製品ではないが「クールアイスまくら」
  というのが使用感は良い。

4)首に巻いて冷やす。3)と同様に、不凍の保冷剤を
  中のポケットに入れて使用。

5)脇アイス。3)4)と同様、不凍の保冷剤を袋に入れて
  使用。写真のは子供用ですが、大人にも十分使えます。

我が家では、氷枕と5)の脇アイスをセットで使うのが
定番。

このほかにも、高熱の場合は、鼠蹊部(マタの付け根)を
冷やすのが有効で、袋入りの飲み物等を凍らし、ハンカチ等で
くるんで使うこともあります。

寝たきりの病人は、布団や室温によって熱がこもることも
ままあるので、布団・室温とも、健康人がやや寒いと感じる
程度にしておくこともいいようです。
ゲスト
投稿日時: 2011-3-24 12:16
介護用洗濯物入れ



毎週1回訪問入浴があるので、洗濯物がどっと出る。

濡れた物も多いので、板の間に山盛りになった汚れ物の下が
濡れたりシミになったりするのが悩みだった。

必要な時に使え、必要のない時には場所を取らない洗濯物入れを
探していた。

写真は、ある日、ホームセンターで見つけた物。

使用時は大きく広がって自立し、不使用時はコンパクトに畳める。
しかも、水濡れのタオル類を入れても床が湿気ない。

大きさは底面45×40、高さ60センチ。軽い。

本来は植木の剪定や、刈った草などを入れる園芸用品だが、求めていた物にぴったりだった。

介護用品には、このように本来の用途ではない物にスグレモノが
あることが多い。

おかげで、シーツからパジャマ、タオル、バスタオル等、大量の
洗濯物を入れてもまだゆとりのある状態となった(^^)v



ゲスト
投稿日時: 2011-7-3 18:00
薬入れ


病人の介護では、薬の管理は非常に重要である。

何年も在宅介護をしていても、飲ませる薬を間違えるのではないかという不安は常にある。

その不安を少しでもなくすために、どなたもそれぞれ工夫しておられることだろう。

夫は薬が多いために、一つの薬入れでは間に合わず、ご覧のように2種類の壁掛け式の薬入れを利用している。

一つは漢方薬など、もう一つには錠剤等を入れている。どちらも100円ショップで購入。

1週間7日分をいっぺんに入れることはなく、最多でも6日分しか入れておかない。空いた場所のすぐ下の薬を飲ませることで間違いにくくしておくわけである。

追記:写真が下手ですみませんm(_ _)m

ゲスト
投稿日時: 2011-7-13 14:27
Re: 薬入れ
薬の管理には誰でも気を遣われることだろう。

従妹は母親がまだ1人で住んでいるときに、1日に少なくとも
3回は訪問していたが、薬の管理も重要な仕事の一つだった。

認知症も出始めていたので、忘れにくい服薬方法として、居間の
照明のスイッチのヒモに、1回分ずつの薬をセロテープで軽く
くっつけていた。

そして、粉薬の表面に「○月○日 朝」とか「○月○日 昼」等
とマジックでメモってあった。

こうしておけば、誰か別の人が来ても、それを見ただけで、
母親に薬を飲ませることが出来るワケだ(^^)v

グッドアイディアと思うが、最近の家ではヒモのついたスイッチ
が居間とか寝室にないかも知れない。

そんな場合には、テレビから得た知恵が役に立ちそうだ。

やはり軽度の認知症の人が1人暮らしをしていて、本人は自宅で
暮らすことを望んでいるものの、薬の管理が障害となっていた。

実際、1か月も薬の服用を忘れていたこともあったらしい。

そこで、主治医とヘルパーさん達が考えだした方法は、大きな
メモ欄のあるシンプルなカレンダーに、1回ごとに、当日の薬を
貼り付けておくというもの。

薬の管理のむずかしい人には、1回分ずつを1袋にまとめて
くれる薬局のサービスも一般的なので、これもグッドアイディア
と思う。

ゲスト
投稿日時: 2012-1-11 0:55
男性のトイレ介助
父親、夫、息子・・・男性にトイレの介助が必要になった時、
便器から尿が飛び散ってトイレを汚すことは、ままあることだろう。

昨年、障害のある息子さんが、洋式便器で、尿が飛び散るのが
困るから、座ってするように何度注意してもトイレを汚してし
まい、思わず頭をたたいてしまった、という女性の投書が新聞
に載っていた。

投書を読んだ女性から、トイレが汚れないようにする用品などを
教える手紙が届き、それをきっかけに交流が続いている、という
後日談が載った。

肝心の用品のことも結果についても具体的に書いてなくて、残念だった。

実は、夫を介護中にも同じ悩みがあって、あれこれ漏れ防止の
品物を買ったりしたものだが、結果はさほどでもなく、いささか
げんなりしながら、掃除をしていたものだ。

「しっかり股を閉じさせていても、便器からオシッコが外に漏れ
てしまう」と言った私に、娘の夫が「お母さん、男は股を閉じて
したら、漏れてしまいますよ」と教えてくれた。

そうなのか!!知らなかった! 以後、股を開いたまま腰かけて
させるようにしたら便器の外に尿が飛び散らなくなった。

男性家族の介護・介助をするのは、たいてい、女性だろうが、
そこに意外な盲点があったようだ。

実は女は洋式便器で用を足す時は、しっかり股を閉じてすると
外に漏れることがない。

男の場合は逆だとは、ついぞ考えなかった。

ひょっとしたら、投書のお母さんも、息子さんにしっかり股を
閉じてしなさいと、指導していたのではないかと想像されるの
だが、事実はどうだったのか分からない。

もし、このようなことで悩んでいるなら、一度試してみて下さい。
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