病人はよく熱を出します。
高熱(38度以上)になると、座薬を
挿入しますが、クーリングだけで
下がることも多いです。
1)氷枕 ゴム製 最近のは、内部に突起があって
使用後、干すときにゴムがくっつかない工夫が
してあります。
2)おデコに貼るもの。昔ながらのタオルで冷やすのと
違って、おデコから離れないのが良し。袋から出し、
フィルムをはがすだけで使用できるのが便利。
商品名は写真のは「デコデコクール」。一般的には
「ひえぴた」が通じやすい。
3)「アイスノン」冷凍室で冷やしておくと、いつでも
使用可。これも各社から出ていて、名称いろいろ。
有名メーカー製品ではないが「クールアイスまくら」
というのが使用感は良い。
4)首に巻いて冷やす。3)と同様に、不凍の保冷剤を
中のポケットに入れて使用。
5)脇アイス。3)4)と同様、不凍の保冷剤を袋に入れて
使用。写真のは子供用ですが、大人にも十分使えます。
我が家では、氷枕と5)の脇アイスをセットで使うのが
定番。
このほかにも、高熱の場合は、鼠蹊部(マタの付け根)を
冷やすのが有効で、袋入りの飲み物等を凍らし、ハンカチ等で
くるんで使うこともあります。
寝たきりの病人は、布団や室温によって熱がこもることも
ままあるので、布団・室温とも、健康人がやや寒いと感じる
程度にしておくこともいいようです。