メイン ライブラリー住まい関係 着衣着火にご注意を |
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life3 | 投稿日時: 2006-6-12 21:17 |
登録日: 2004-2-3 居住地: メロウ倶楽部 投稿: 60 |
着衣着火にご注意を 昨年一年間で、全国で144名の方々が、これで亡くなっておられます。特に、65才以上の方が多いとのことです。
あちこちのサイトに掲載されていますが、下記、神戸市消防局のサイトが一番詳しく、分かりやすいようですので、こちらを掲載しておきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■ はじめに 皆さん、料理をしているときに袖口を焦がしたり、たき火が衣服に燃え移ったりした経験はありませんか。 このような火災を「着衣着火」といい、平成17年中に全国で144名もの方が亡くなられています。 着衣着火は、比較的皆さんの身近で起こりやすい火災なのですが、危険性についてはあまり知られていないのではないでしょうか。 今回は、この着衣着火の危険性と身を守る方法について紹介致します。 ■ 火災事例 神戸市内でも昨年は着衣着火による火災で2名の方が亡くなられています。状況としては次のとおりです。 お一人は、ガスコンロで湯を沸している際にコンロの火が衣服に燃え移りました。 もう一人の方は、仏壇のロウソクの火が衣服に燃え移りました。 毎年このような痛ましい火災が、神戸市内で発生しています。 この他、枯葉などの焼却火、ライターの炎、ガスコンロの炎、ガス溶断の際の火花が原因で7名の方が負傷されました。 負傷程度は重症2名、中等症4名、軽症1名でした。 ■ 着衣着火の危険性 着衣着火は、ガスコンロで調理をしている際に最も多く発生していますが、ライターや花火・ロウソクなどの身近な火源も原因になっています。 ライターが原因の火災では、タバコに着火した直後にライターをポケットに入れた時に炎が完全に消えておらず、衣服に火がついた場合があります。 着衣着火で亡くなられる方は、一般的に65歳以上の方に多く発生しています。 しかし、負傷者は年齢を問わず発生しています。 衣服に炎が燃え移った際に、炎が瞬間的に衣服の全面を走る現象が見られます。 これは「表面フラッシュ現象」と呼ばれるものです。生地の表面が起毛している場合、生地が空気を含んだ燃えやすい状況になっています。 そのため、いったん着火すると一瞬のうちに炎が燃え広がり、やけどになる可能性が高いのです。 ■ 着衣着火が起きたときは もし、衣類に炎が移った場合は、お風呂や台所の汲み置きの水など身近な水で消火してください。 やけどをしたときは水道の流水で冷やし続けてください。冷やすことによりやけどの程度がそれ以上進行しません。 また、身近に水がない場合には、地面を転がって消火してください。 袖に火がついたときは、手を上に上げる等の危険回避行動を知ってください。 炎にびっくりして走り回ることがありますが、風にあおられ炎が逆に拡大します。 ■ 着衣着火を防ぐには ガスコンロを使用する際に着衣着火が最も多く発生しています。 火口が3~4ヶ所あるガスコンロの場合、手前の火口を消さずに奥の火口に鍋などをかけようとすると危険です。 面倒でも、いったん手前の火口の炎を消してから行ってください。同じ理由から、ガスコンロの奥に調味料棚などを設けることは着衣着火の危険性を高めます。 袖や裾が広がっている衣服は着火しやすく、火が付いた場合にも発見しづらいので、炎を扱う際には着用しないようにしてください。 表面フラッシュ現象を防ぐためには、起毛した素材(タオルの様なパイル地など)は炎を扱う際に着用しないでください。 また、衣類等に燃えにくい処理をした防炎製品があります。 炎が接しても燃焼しにくく、火災の拡大防止には非常に有効です。 実際の火災でも隣の家からの炎を防いだりしています。この防炎製品はふとん類・毛布類・テント類・衣服類・障子紙など多くの種類があります。 ■ おわりに 着衣着火は注意すれば防げる火災です。危険性に十分注意して炎を扱うこと、衣服に着火した際の対応方法などを知っておくことが大切です。 神戸市消防局 http://www.city.kobe.jp/cityoffice/48/life/cyakui01.html |
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