国民生活センターが警告しています

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　生命保険に関する相談は近年、増加傾向にある。契約者の年齢が70歳以上の相談は、今年度（4月～7月）はすでに650件が寄せられており、前年同期（2006年4月～7月）の相談件数288件を大幅に上回っている。

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　このなかには、その高齢者に適合しない保険を契約させられているケースもあるようです。（子どものいない独居シニアに死亡保険を勧めるなど）

　高齢者は３つの大きな不安「お金」「健康」「孤独」を持っていると言われています。

　こういうセールスのターゲットにされやすいのです。

　対策は「どんな場合も（保険以外のものも）絶対にその場で契約しない」ことではないでしょうか。

　こういう商品の購入は「家族や友人に相談してから」でも決して遅くはないはずです。
　その日のうちに契約しないと著しく不利になる商品ーーーなんて滅多にないはずです。

　周囲のハイシニアにもお話してあげてください。

　なお、国としても、こういう悪質セールスを本格的に撲滅しようとすれば、公的機関で「全国共通・悪質セールス相談１１０番」のようなものを設置して、すべて契約前に相談に応じられる態勢をとるべきと思います。
　現在は「居住地の消費生活センターに相談してください」となっていますが、その存在を知っているハイシニアが果たして何人いるのでしょうか。